【コラム】「語りたい店主、捕まりたくないお客」の話。 | 明治21年創業、日本伝統工芸品、和雑貨店

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【コラム】「語りたい店主、捕まりたくないお客」の話。

作成日:2017年08月02日(水)

商いに、あきなし!③

「語りたい店主、捕まりたくないお客」の話。

 

店主は基本語りたい。なぜなら店舗や商品に思い入れがあるからだ。時に品は自分で作った訳でもないのに娘のように感じる事がある。出来れば良り良い嫁ぎ先へ嫁に行かせたい。親心と同じなのだ。しかし、お客にそんな事情は関係ない。商品を見て気に入るかどうか。出来れば店主に声をかけずに自由に品物を見たい。これが本音ではないだろうか 。

商店側から見る適切なお客とは:

・店に入って来たら挨拶(出て行く時も)

・品物を手に取る時は一声かける

・高価な物は基本触らない(取り扱いに自信のある人は別)

・小さな子ども連れの方は子どもの手を離さない(ホントは入店してはダメですよ)

 

お客から見る適切な商店とは:

・自由に品物が見れる

・自由に品物を手に取る事が出来る

・品物の基本情報がPOPに出ている

・子どもを遊ばせる場所がある

・基本的に呼ぶまで声をかけて欲しくない

 

これを見て驚いた人もいるだろう。店主側からそんな高いハードルを課せられるなんて面倒だ!商売する気があるのか!という声が聞こえそうだ。 まず、私はお客側から見た適切な商店を目指した事があると言っておきたい。分かりずらい商品のサンプルを置き、自由に見れるようにし、玩具コーナーでは子供が手によっても良いようにした。しかし、思わぬ結果となった。それは、お客のマナーが悪くなってしまった事。驚いた事に、自由に手に取れるようした所、子どもは玩具コーナーではしゃぎまくり、それを窘めない親御さんは品物を片っ端から手に取って行く。子どもはエスカレートして店内を走り回り、玩具以外の品物を手に取って傷つけ、マナーの良いお客が迷惑を被った。

これらを踏まえて、サンプルを置くのを止めた。そして、お客のマナーの悪い原因は商店の教育が悪いと結論付けた。考えて見て欲しい。人の家へ行って、はしゃいでは大声を出し、駆け回り、物を壊す。商店は品物を売っていても人のテリトリーである事を忘れないで欲しい。私は、親しい友人の様にお客を迎え入れる。だからお客も親しい友人の様に最低限の人としてのマナーを身に着けて欲しいと思うのだ。

ちなみに、私が身に着けたマナーは世界で通用する。この店で知った数ある驚きの一つである。

 

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