上手な浴衣の選び方 | 明治21年創業、日本伝統工芸品、和雑貨店

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上手な浴衣の選び方

作成日:2021年05月28日(金)

こちらでの書き込みは久しぶりです。最近はInstagram中心に写真や記事を書いています。

中々パソコンの前に座れる時間が減って来たのでそろそろスマホでこちらの記事も書けるようにならないといけませんね。

 

さて、本日はそろそろ恋しくなる浴衣の上手な選び方をご紹介したいと思います。

 

 

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まずは↑こちらの写真は去年新調した浴衣を着物風に襦袢を下に着て名古屋帯を締めています。

浴衣といってもカジュアルにご近所のお祭りに出かけるのか、電車に乗ってちょこっと遠出するのかで着方も変わってくるかと思います。

まずは今回の選び方は、お誂え品、既製品に関わらず全体的な浴衣の種類での話になります。写真の浴衣は「ちょっといいレストランへ行く」をテーマに着ています(笑)。なので着物風に浴衣を着て桐草履をはいてます。

 

では、選び方の前に「浴衣って何?」と思っている方へざっくりとした浴衣の定義です。

『浴衣』とは着物の一種、夏の着物です。洋服に例えるならばスエットみないな感じ。

 

【上手な浴衣の選び方】

①予算を決める。

②なりたいスタイルを決める。

③年齢に合わせた浴衣を考える。

+④既製品 or 誂え品(オーダーメイド)

 

大体この3点を抑えておけば失敗はしません。+④は既製品と誂え品のメリットデメリットを良く見てから決めて欲しくて付け足しました。

 

まずは①の予算ですが、普段着るワンピースの中でも高い物、ちょっと良いワンピースの値段をイメージして下さい。それがあなたの浴衣の基本予算です。気に入ればもう少し出しても良い、それ以上は出せない。これを明確にしてから浴衣を選んで下さいね。

ちなみに、呉服屋で浴衣を作ろうと思ったら大体3万円台~と思ってください。

 

②のなりたいスタイル、とはカラフルな浴衣で可愛らしくしたいのか、紺地、白地の古典的な浴衣が良いのか。。。などなど浴衣と言ってもバリエーションはたくさんありますので、イメージだけでも決めてから探した方が無難です。

浴衣のざっくりとしたイメージ

・クール系…紺地に白、白地に紺。生成り地に黒。一色で染められたもの。

・かわいい系…紅型調、絞り染、ポップな色使いのもの。

・キレイ目系…白地、紺地、ぼかしが入ったもの。

 

③年齢に合わせた浴衣を考える。

浴衣は「よいしょっ」って言って着るのよ。と言われたことがあります。年を重ねていても派手な色や柄を着れるという意味です。まずは自分に似合っているかどうか、着ていてしっくる来るかどうかが重要です。50代だけどピンクが好き。ピンク色の浴衣を着ても良いかしら?ともし悩んでいたらもちろん答えはOKです。ただし、その方に似合っていればです。人の目が気になるならピンクの中でも少し落ち着いた色を選ぶと良いです。呉服の世界ではグレーをネズと呼びます。ピンク色にネズがかかっているものを探してみて下さい。または浴衣は落ち着いた色にして帯をピンク系にするという手もあります。TPOに応じて帯だけを変えると良いですよ。似合っているかどうか分からない、という方は友達と家族3人ほどにアンケートを取りましょう。それでも不安でしたら奥和屋&和らぎやへ来て下さい(笑)。

 

+④既製品 or 誂え品(オーダーメイド)

当店ではほとんど誂え品しか扱っていませんが(笑)、既製品のメリットはは買ったその日に着れる事。出来上がりイメージが見てわかる事です。

大量に作られている物や海外製ですと値段も安いという魅力があります。既製品のデメリットはサイズが自分のジャストサイズではない(ほどんどが大き目)、生地が伝統的な浴衣生地ではない事がある、ミシン縫いなので仕立て直しが出来ない。こんな所でしょうか。

誂え品のメリットは自分のジャストサイズに仕立てられる。出来上がるまでワクワク感がある。手縫いで作ればその後だれかに譲ったとしても仕立て直しが出来る。デメリットは仕立てに約3週間~1ヵ月かかるためすぐ着れない。既製品よりも高い(海外製品)。仕立て上がりのイメージが付きにくい。返品が出来ない。という感じです。

着姿で言えば断然誂え品の方がキレイです。しかし、それぞれのメリットデメリットがありますのでよく考えてどちらにするか決めて欲しいです。

 

 

はい、浴衣の上手な選び方を考えてみました。いかがだったでしょうか?

本当は実際に見て感じてプロ(呉服屋)の人にアドバイスをしてもらうのが良いのですが、それって慣れていない人にはハードルが高いというもの分かっています。なので、出来るだけ簡単に細かい事は置いて(笑)まとめました。

コロナ禍でイベントやお祭りが中止されている中ですが、少しでも楽しい気分を味わってもらいたいです。